Git の使い方の備忘録

下記動画が表示されていない場合は、何回かリロードを行ってください。

通常の add, commit

ファイルなどを一時保管で記憶(ステージエリア)し、git 管理エリアでバージョン管理(commit)をします。

コミットの修正、取り消し(amend)

コミットの取り消し(reset Hard)

別ブランチのコミットを拾ってきてマージ(cherry-pick)

※ 動画内 chery-pick → cherry-pick の間違いです。

異なるリポジトリのコミットを拾ってきてマージする方法

コマンドラインから下記コマンドを叩く

（修正を導入したいリポジトリ内で）
git remote add Hoge_REPO {すでに修正を導入したリポジトリのURL}
git fetch Hoge_REPO
git cherry-pick {Hoge_REPO上のコミットのSHA1}
git push origin master

git remote rm Hoge_REPO

ブランチの改変(コミットの修正)(rebase)

※　リモート上に同期してしまった場合はこちらのコマンドではなく revert を利用するのが良いだろう。他の人が混乱してしまわないように。

SourceTree(GUI)で Rebase をする場合は、画面左から対象のブランチを選択し右クリック。「Rebase current branch onto xxx」を選択する。

確認ダイアログが表示される。良い場合は、ok をクリック。

ログの更新方法

• 直前のコミットを変更したい場合は？ amend オプションを利用する
• 直前よりも前のコミットを変更したい場合は？ rebase のインタラクティブモードを利用する git rebase -i xxxxxx -i はインタラクティブモードで rebase を実行しますよという意味。 xxxxxx は現在の位置から xxxxxx までの範囲のコミットまでという意味。 xxxxxx はハッシュ値を指定すること。 コマンドを実行すると git log(新しいものから表示される)とは反対の画面表示となる(古いものから表示される。comitti 操作を行った順で上から表示されるということ。) pick と記述されているのは、「このコミットは保留、変更はしない」という意味。 pick を reword に変更すると、「コミットメッセージを変更する」という意味になる。

  GUI (SourceTree)でコミットメッセージを変更する場合は？

  1. 変更したい範囲を指定
  2. 指定したコミット上で右クリック
  3. 「Rebase Children of SHA-1 interactivly…」を選択
  4. 変更したいコミットメッセージが見つかったら右クリック
  5. 「Edit message…」を選択
  6. 内容を編集し、ok
  7. Rebase でコミットを編集できる。
• いくつかのコミットを一つにまとめたい場合は？ こちらも -i の rebase を利用して行うことができる。 インタラクティブモードを実行すると一覧が表示されるのでそこで squash(濃縮) コマンドを使う。 squash はこのコマンドを利用したその前のコミットとまとめることになる。 squash 後のコミットメッセージを変更することができる。

  GUI でコミットをまとめるには？

  1. コミットログ内で該当のコミット上で右クリック
  2. 「Rebase Children of SHA-1 interactively…」
  3. インタラクティブモードを起動
  4. まとめるコミット上で右クリック
  5. 「Squash with previous commit…」を選択
  6. ok.戻る時は Cmd+Z(win: Ctrl+Z)で元の状態に戻せる。
• 一つのコミットを分割したい場合は？ こちらもインタラクティブモードを利用する。 エディタが表示されたら今度は edit を pick の代わりにつける。
  1. git reset HEAD^ でコミットを取り消し
  2. git add ***** git commit -m "コミットメッセージ"
  3. 分割されているファイルをそれぞれ add & commit を行う
  4. git rebase --continue で終了。 コミットログを見ると分割されていることがわかる。

  GUI でコミットを分割するには？

  1. インタラクティブモードを起動
  2. 分割したいコミット上にチェックを入れる。
  3. 分割したいところで HEAD が止まるのだが GUI では操作ができないのでターミナルから後の操作は行うことになる。
  4. add & commit の操作を行う
  5. GUI 　の機能選択から「Action」→「Continue Rebase」を選択
  6. 残りの Rebase 作業を行ってくれる( git rebase --continue と同様の操作)
• コミット間に新しいコミットを挿入したい こちらもインタラクティブモードで行うことができる。

  pick grea567 add init
  pick jad7840 add test1
  pick a2748bf add test2
  pick bc895df add test4
  pick da34bf7 add test5
  

  上記のような状態で test2 と test4 の間に新しいコミット test3 を挿入したいときは、以下のようにする。 git log とは表示が逆なので注意。 そして挿入するところ(作業を中断するところに注意)

  pick grea567 add init
  pick jad7840 add test1
  edit a2748bf add test2.  # <- こちらの pick を　edit に変更
  pick bc895df add test4
  pick da34bf7 add test5
  

  変更したら rebase を実行しよう。 add & commit を行ってコミットを追加する。 最後に git rebase --continue を行う。

  GUI で新しいコミットを挿入するには？

  1. 分割する場合同様、挿入したいコミットにチェックをいれる
  2. ターミナルから操作を行う。 add & commit
  3. アクションメニューから「Action」→ 「Continue Rebase」選択
  4. 残りの rebase 作業を実行してくれる。
• コミットを削除または順序の調整をしたい場合は？ インタラクティブモードを起動しエディタ上で編集するだけで ok.

  GUI で順序の調整は？

  1. マウスでドラッグして順序を調整
  2. ok ボタンを押下で終了 削除する場合は、コマンドラインの場合はエディタで drop もしくは直接削除しても ok

  GUI で削除は？

  1. Rebase 画面からコミット上で右クリック
  2. 「Delete commit…」を選択